小学生の学習法

【中学受験の勉強法】入試で思考力を問う問題が増えている理由

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英心塾の中村です。

結構前から、中学入試の問題は、思考力や自主的な学習姿勢が試される入試が多く見られるようになっています。

ただの暗記や、ドリルによる反復練習だけでは、なかなか対応できないような設計になってきています。

高校入試や大学入試にも大きな変化が見られ、ひと昔前の入試と比較すると、問題の性質が違うような感じです。

入試は時代を反映するのですが、どんな背景があるのかをご説明したいと思います。

「仕事」・「勉強」をする大人が極端に少ない日本の現状

大人が子供に「勉強しろ!」というのは、よくある光景です。

しかし、当の大人はどうでしょうか。

7割の大人が勉強をする習慣がない?

勉強をする大人が非常に少ないという統計があります。

ある統計では、7割程度の人が勉強をする習慣を持っていないということです。

仕事をしている大人がどれだけいるだろう?

ただ、仕事はしているように見えます。

仕事は2つの側面があります。

作業と改良・改善です。

作業とは、やるように言われて研修で教わったやり方で毎日同じことをミスなくやることです。

これには、反復と慣れが必要です。

改良・改善とは、仕事上の問題点を理解して、やり方を変えて良くしていくことです。

これには、思考力と試行錯誤、忍耐が必要です。

改良改善を避ける大人が非常に多いです。そういう大人は、いつも作業をして間違いのない仕事をしているようですが、もう一つの側面を放棄しています。

改良改善には、新しい考え方ややり方が求められるため、勉強が必要です。

勉強ができない大人にとっては、今までのやり方でいいのであれば、少々問題があってもやり続けるという選択をします。

多くの大人が、改良改善をあきらめ、思考して、試行錯誤することをあきらめているというのが日本の現状です。

軍事力だけでなく、経済においてもアメリカを無視できない日本の現状

新聞を読む人なら、GAFAを聞いたことがあるかもしれません。

GAFA(ガーファ)とは、Google、Amazon、Facebook、Appleのアメリカ4社のことです。

時価総額は2020年2月の段階で、4社合計約430兆円になりました。

時価総額とは、会社の価値をはかる指標の一つです。

4社が日本株の7割を占める?

それに対して、日本の上場株の総額が約629兆円です。

総額では負けていませんが、430兆/629兆≒0.7ですから、4社で日本株の7割ということになります。

こうなると、日本企業もアメリカ企業の動きを無視できなくなるし、日本企業が率先して新しいものを生み出すというより、アメリカ企業の動きを待ってから、それに追従せざるをえないということになってしまうかもしれません。

国が危機感を持つのは当然!教育も含めた改革が求められている。

こうなってくると、日本という国として、改革が必要だという動きがあるのは当然です。

この状況はもっともっと以前からありました。

日本人がもっと新しいことに挑戦して、新しいことがやれるようにしていけないだろうかという課題がずっとありました。

「職域防衛」が堂々とまかり通る日本の組織

国全体のことを考えるのは難しいかもしれませんが、日本の会社や、あらゆる組織はどうなっているのかを知る必要はあります。

すごく問題なのは、新しいことに挑戦する動きを否定する人がたくさんいるということです。

新しいやり方を導入すると、古いやり方は排除され、職や立場を失う人がいます。

日本企業の中で決定権や指揮権を持っている人の多くは年配者です。

年配者の中でも、どんどん新しいことをやろうという人はいますが、普通の人は、年齢を重ねるごとに現状維持志向が強くなります。

今まで積み上げてきたもの、今までのやり方を頑なに守ろうとします。

これを「職域防衛」と言います。

挑戦が否定される日本組織の風土

そして、若手の挑戦や失敗を受容しません。

新しいことをやると、はじめは必ず失敗します。

それに対して、「それ見たことか!」と非難する人がいます。

多くの日本組織では、変革しようという動きがあっても、上層部のストップがかかってしまういます。

彼らがいなくなるのを待ってから改革をしようということになってしまいます。

とにかく変化できずに停滞する組織が非常に多いというのが日本の現状です。

古いやり方にとらわれない、新しい学び方が必要

こんな状況のなか、国は率先して新しいことを学び変革できる人材を求めています。

なにも国全体を変えることを考える必要はありません。

とにかく、目の前のことでも「おかしいんじゃない?」と思ったら、その原因を本気で追及して変革する意欲があるかどうかです。

自学自習の力と、応援してもらえる対人能力が必要です!

まずはどんどん自力で学んでいける人が、これからは価値の高い人材になります。

教わらないとできない、管理されないと努力できない人は、「作業」をする人として、一生作業員として生きることになります。

自分で手に負えないことは、人に頼ることも必要です。誰に相談すればいいかを適切に見きわめて、頼ることが必要です。

やりたいことが明確で、誰よりも努力している人は、多くの人から応援され、助けを得ることができます。

発信能力が高いことも、今後は重要な要素になります。

教育現場を変えるより、入試が先に変革します!

先ほど申し上げたように、日本の組織を変えるのは非常に難しいことです。

ですから、国は、先に入試制度や入試の内容から変革しようとしています。

入試の変革は、時代の変化を反映しています。

それを理解した上で受験勉強をしてほしいと思います。

自学自習が得意で、新しいことをどんどん学んでいける子になって欲しいというメッセージを込めて、新しい入試問題は作られていると英心塾は考えています。

英心塾は、自分でどんどん学べる子を育てる塾を目指しています!

塾としては、学び方を教えて、困ったときは適切に支援できる体制を作っていく必要があると感じています。

英心塾では、進められる子はどんどん先に学べるような塾を作ってきました。

学習に関してご相談があれば、いつでもお待ちしています。

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