小学生の学習法

【英心塾「中学受験科」より】福井の中学受験事情

英心塾「中学受験科」の中村です。

最近、中学受験に関するご相談が増えてきました。

8月以降本当に多いですね。なかなか情報が入ってこないようで、悩むことも多いでしょう。

今回は、中学受験について書いてみます。


福井の中学受験は4つの選択肢

福井の中学受験と言えば、4つの選択肢があります。

●国立の福井大学附属義務教育学校の7年次編入試験

●公立の高志中学校の中高一貫適性検査

●私立の福井中学校

●私立の北陸中学校

 

特に相談が多いのは、福井大附属中、高志中の2校なので、受験準備としてはこの2つを中心に、皆さんお考えなのかなと思います。

倍率は高いが、本気で受験勉強をしている子はどれほどいるのか??

相談件数が急増しているのが、高志中の適性検査についてです。福井大附属の志願倍率が2倍程度であるのに対し、高志中の志願倍率は、3.64倍(2019年度適性検査)。約4倍ですから、倍率の高さが目立ちます。

しかし、首都圏の受験熱に比べるとどうでしょう。私も首都圏の大手塾で働いたことがありますが、ふつうは小4ぐらいからしっかりと準備をして、国私立受験コースみたいな進学塾でがっつり受験勉強をするものです。宿題も大量に出て、分厚い参考書を片手に夜遅くまで勉強というイメージですが。

一方、高志中受験をする子の中には、スポーツをやる片手間で受験勉強らしきことをやって合格とか、特に受験勉強はしませんでしたという子もいたりとか。何となく受験熱が首都圏と異なる感じ。まだまだ甘々なのでしょうか。しかし、実力が伴わない子は当然、勉強をしないと不合格にはなってしまうわけで、現状をしっかりと認識して対応しなければならないことは確かです。昨年、当塾から合格した子も、確かに淡々とやっていたし、まだまだ余裕はありそうにも見えたけれど、全体を通して思い起こせば、かなりたくさんのテキストをこなして、復習して、間違い直しをして、努力はしていたんだと思います。コツコツやれることを精いっぱいやって、結果として合格できたって感じ。

高志中合格者の出身地区は意外に幅広い!

高志中合格者の出身地区

福井市47 坂井市15 鯖江市13 大野市4 敦賀市4 永平寺1 あわら1 勝山市1 越前市1 小浜市1

やはり、福井市は圧倒的に多いのですが、結構他の地区からの合格者も多いのですね。

塾にいると分かるのですが、福井県内でも、中学校によって定期テストの難易度や、授業のレベルに結構な違いがあるようです。かなり凝った問題を作る中学校もあれば、基礎的な問題が大半を占めるテストを作る中学校もあります。

大学受験を本気で考えるご家庭からしてみれば、中学校での学力向上はかなりシビアな問題で、地元の中学校に行くよりも中学受験をして、ハイレベルな教育を受けさせようという気持ちもわかります。

福井大附属と高志中はどうやって選択しているのか??

これは、どちらがいいという問題ではなく、皆さんがどんな観点で志望校を選択しているのかを述べたいだけなのですが。

まず、福井大附属を受験するご家庭は、距離が近い、お友達が進学するから、伸び伸びやれそう、学力が高い子が多いと聞いたから、自主性が伸ばせそう、自分の好きな塾に通って自分に合う方針で勉強できそう、などという声が多いです。

誤解を恐れず、ざっくり言うならば、学校がめちゃくちゃ忙しいわけではないから、家庭の方針に合わせて塾に通いながら、多角的に学力を伸ばしたり人間形成ができたりできるのかなあ、と考えているのかもしれません。

一方、高志中を選択するご家庭は、友達といっしょに受験したい、高志中にしかない部活をやりたい、がっつり勉強できそう、などを耳にします。何となく皆さんのイメージの中で、文武両道的な、がっつり勉強もするし部活も全力、みたいなイメージなのでしょうか。「高志中に入ったら、塾には行くな」みたいな話があるようで、塾に行く暇なんかないという空気感はちょっと感じます。まあ、塾に行く子も多いですが…。

高志中の場合、7限目の授業があることで、3年間の公立中学校の平均的な授業時間より350時間多くなります。授業時間が多いので、それだけ学習量は増えそうな感じはします。一方で、自主的に学習する子からすると、なるべく自分で考えて勉強する時間を確保したい場合には、授業時間の多さはマイナスになります。これも子供の適性を見てご家庭で判断されるようです。

授業時間の多さで言うと、福井中学や北陸中学も授業時間は多めに設定されています。学校でガッツリ学習指導して欲しいというご家庭は、子どもの適性を見て私立受験をするということもあるようです。

高志中と福井大附属中の併願は限定的

基本的には、2つの中学校は、校風や考え方が異なるので、「どちらかに合格すればいいや」というのではなく、きちんとどちらかを選択して受験するのが筋です。

しかし、どちらもいいなあと考える人にとっては、併願も視野にいれるのだと思います。

附属中学の合格者登校日、内部進学者の登校日と高志中適性検査の日程が同じなので、附属中を保留にして、高志中を受験するということは不可能です。

「福井大附属に行かない」と選択した場合にのみ、高志中受験をするということになります。

端的に言うと、福井大附属を保留にして高志中受験をするのは無理で、福井大附属がダメだったから高志中を受験するというのは可能ということです。


とまあ、色々とありますが、首都圏の中学受験と比べれば、とてもシンプルな受験です。

しかし、倍率で見ると、相応の準備をして、合格できる水準まで勉強しておく必要はあります。

英心塾では、結構かたいラインで目標設定をし、合格判定も出しながら受験準備をしています。目標ラインも持たずに、雲をつかむような受験準備をするよりは、ここまで伸ばそう!と目標を明確に持ちながら努力したほうがいいと思います。

ぜひご相談を!

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