小学生の学習法

【中学受験】中学受験は自学自習が9割!

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英心塾の中村です。

中学受験については、はっきりと答えが出ていることがあります。

特に福井の中学受験は、福井大附属中と高志中の2校がメインになるのですが、いずれにしても、単なる知識を問う問題ではなく、学習姿勢を試すような問題が多く出題されています。

 

中学受験のために通塾するとしても、自学自習が圧倒的に重要なのです。

このことは、おそらく中学受験の趣旨を理解されている親御さんからすると、至極当たり前のことなんですが、「自学自習の在り方」でほとんど合否が左右されます。

自分で学ぶ姿勢がないと、中学受験はことごとく振り落とされます。全国的な傾向なのですが、中学受験には大きく2種類の問題がでます。

①答えがある問題(知識を問う問題)

②答えがない問題(考える力や学習姿勢を試す問題)

 

この2つは対策が違うかというと、意外にそうではありません。自分で学んで、自分で調べながら勉強をする子からすると、さほどの違いは感じません。能動的な学習を習慣にしている子からすると、①も②も普段の学習の在り方がそのまま中学受験の対策になっているのです。

 

自学自習を軸に学ぶ子の方が基礎知識の定着が速く、持続性がある!

他者から教わってからでないと新しい勉強が始められない子がいます。「習っていないことはできない!」と思い込んでいる子です。

一方、習っていないことでも自分でどんどん学べる子がいます。そういう子は、自分の興味に従ってどんどん新しいことを吸収していくので、スピードが格段に速いのです。しかも、知識習得の動機が興味なので、その知識はいつまでも持続します。

 

自学自習を軸に学ぶ子の方が「資料問題」に強い!

中学受験では、資料と文章を見て、そこから読み取ったことを基に解答する問題がよく出されます。これは、調べ癖がついている子にとっては有利な問題です。

参考書には多くの資料が載っていて、それを見て理解させようと設計されています。資料を見て学ぶ習慣があれば、資料問題はそこまで難所ではありません。

家に参考書があって、それをいつも活用している子は強いのです。

 

自学自習を軸に学ぶ子の方が論述能力は高い!

中学受験では、しばしば論述説明が求められます。自分からきちんと理解しようとする子は、一つ一つ「なぜだろう!?」をよく考えながら勉強をします。特に高学年は、左脳的な、つまり論理的な思考力において大きな発達があります。

その高学年の時期に、頭をフル回転させて、いろんなことの理屈、仕組みを理解しようとする試みは、中学受験に役に立ちます。

 

自学自習は、なるべく自分で自立して色んなことを学んでいくやり方で、不確かさ、不安が付きまといます。本人と言うより、親御さんが不安になられるケースが多いです。もっとサポートが必要ではないか、と考えてしまう方が多いです。

学校の勉強が分からなくて困っている場合は、個別指導や家庭教師など高支援型の指導がいいとは思いますが、中学受験に挑む場合は、正しいやり方さえ教われば、あとはなるべく自分でどんどん勉強していった方が力がつくのです。

 


当塾では、自学自習を最適化した上で、受験対策授業で受験に必要なテクニックを伝授するようにしています。

中学受験に向けての勉強のやり方、対策の中身についてのご相談は、ぜひ英心塾までお寄せください。

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