中学生の学習法

【中学生の学習法】勉強に関するよくある誤解7選

英心塾の中村です。

「勉強」を専門にしている立場からすると当たり前のことが、中学生にとっては当たり前ではないということがよくあります。その誤解のせいで、多くの中学生が苦しんでいるように感じます。ちょっと考え方を変えれば、無理のない勉強ができて、結果も出やすいのに、固定概念に縛られて、いまひとつ結果を出せずにくすぶっている中学生がなんと多いことか…

今回は、中学生の多くが抱いている誤解をといていって、正しい方向で勉強をするきっかけとなるような内容をお伝えしたいと思います。

 

(よくある誤解①)「苦手科目を優先して勉強するべきだ」は間違い!

「苦手科目」ばかりを強調する中学生がいます。というより親御さんの方が、苦手科目を気にし過ぎているような気もします。

確かに、ひとつの科目が苦手で、他はすべて90点以上とれている、というのであれば、苦手科目に集中すればいいのです。しかし、トータルで勉強を見たときに、得意な科目なのだが、伸ばせる余地が残っている科目ってないですか。中学生と話をしていると、ほとんどの場合、苦手科目以外にもたくさんの課題が見られます。

よく考えてください。苦手科目は、あなたにとって成績が上げにくい科目です。もちろん放置してはいけませんが、もっとトータルで勉強のことを見て、学習内容を考えてください。

得意だと思っているけれど、まだまだ甘いなあと感じる科目があれば、それが最重要科目です。苦手科目は、基礎から段階を踏んで落ち着いて着実に学習を進めるだけです。まずは、結果を出しやすい内容を見つけて、なるべくそこに力を注いでいきましょう。

得意科目が本当に得意になったら、その勉強の課程でかなり良い勉強法がみについているはずです。そのやり方は苦手科目にも活かせます。

得意科目でとんでもなくいい結果が出たら、やる気も倍増します。苦手科目に対しても、もっと頑張ろうという気が起こるはずです。

苦手科目ばかりにとらわれて、結果を出せず、やる気もダウンしていては、勉強全体としていい結果は出せません。もっと全体を見て、学習計画を立てましょう。

 

(よくある誤解②)「勉強=問題を解く」は間違い!

「さあ、勉強をしよう!」というと、教科書も読まずにワークを解こうとする人がいます。たぶん、これまでの勉強が、「とにかくワークを埋めよう」という勉強だったのでしょう。しかし、この考え方では一生成績は上げられません。

まずは目的を変えてください。「ワークを埋める」のが目的ではなく、「知識を頭に定着させること」です。そのためには、インプットとアウトプットの考え方を理解する必要があります。勉強はまずインプットです。インプットとは知って理解することです。疑問点があれば調べて理解します。そのようなインプットをした後に、頭の中から知識を引き出して問題演習することをアウトプットと言います。

ワークを解くのは、アウトプットです。まずは教科書を読み直して、曖昧な理解で止まっているところはちゃんと深めて、疑問点があれば参考書を調べて更に理解を深めていきましょう。そのようなインプットを経て、アウトプットに移ります。

ワークをやる前に、いったん知識が入っているかを確認するためにも、教科書や参考書を読み直しましょう。

「勉強=知識を頭に定着させること」だとすれば、勉強の時にチェックテストをやるようにしましょう。まずは教科書や参考書を読んで、知識を確認します。その後にチェックテストをして、きちんと覚えているかどうかを確認します。目的が変われば、自分自身が知識をどのぐらい頭に定着させているかをチェックしたくなるはずです。勉強をするときには、ただワークを埋めるのではなく、きちんと知識が定着しているのかどうかを確認するところまでやりましょう。

 

(よくある誤解③)「暗記ものはテスト直前にまとめてやった方がいい」は間違い!

どうせ忘れてしまうから、理科と社会の暗記ものはテスト直前の1週間にまとめてやった方がいいという人がいます。これは一夜漬けに近い暗記のやり方で、知識の定着という観点からすると、非常にもろい記憶になってしまいます。テストではある程度の点数はとれるかもしれませんが、高得点にはなり得ない上、忘れやすい知識になるので、入試の前に苦労することになります。

暗記もコツコツやっていった方が、むしろ要領がいいのです。

例えば、社会だったらこのようにやるとよいでしょう。まずは予習をします。学校の授業では集中して話を聴いてメモをとります。家に帰ったら10分程度ノートや教科書を見直します。次の日の朝に、再度復習をします。一問一答形式の問題を使ってクイズ形式で復習をするのも良いでしょう。

そもそも、社会や理科も単純暗記の科目ではなくなっています。定期テストでも内容をきちんと理解しているかを試す問題がたくさん出るようになってきました。テスト1週間前には基本の知識は頭に入れておいて、テストの直前時期は問題演習などを通じて理解を深め、再度教科書や参考書を読み直すことで、深い部分まで理解するような勉強をしましょう。

復習は、「忘れる前にやる!」というのがポイントです。タイミングとしては、1日以内と4日以内に復習をすることです。学習した次の日にやる復習と4日以内にやる復習を重視してください。習ったらどんどん復習をして、復習ができたら問題演習をしましょう。

テスト前になんでもかんでもまとめてやろうとすると無理がかかります。理解も浅く、学んでいることの本当の意味を知らないまま丸暗記をすることになります。勉強の面白みも感じられないし、負担が大きいため勉強が嫌いになってしまうこともあります。復習はこまめにやりましょう。

 

(よくある誤解④)「とにかく勉強は量より質が大切だ!」は間違い!

勉強は量も質も大切です。しかし、はじめは「量」の方が遥かに大切です。はじめから質を追求するとうまくいきません。

まずは思いつくこと、アドバイスをもらったことはどんどん実行に移してください。時間はかかるし疲れるかもしれませんが、量をこなしてみてください。だんだん効率の良いやり方と、そうでないやり方が見えてきます。そうなったときに効率の良いやり方だけを残して、どんどん質を上げていけば良いのです。

最初の頃は、要領が悪いと言われようが、とにかく量をこなすことが重要です。頑張っていると、勉強の質も向上します。

 

(よくある誤解⑤)「読解力はセンスがなければ伸びない」は間違い!

国語の読解は、中学生ならだれでも勉強をしてほしいと思います。そもそも読解力がないと教科書も読めないし、最近は国語でなくても読解力を見る問題が出ています。

読解力はセンスがなくてもトレーニングで鍛えられます。ただし、勉強のやり方はちょっと難しいので後で詳しく解説をします。

読解力はすべての科目の土台になる学力だし、読解力がある人は効率良く勉強ができます。一つの武器になるのですから、自分の勉強に、「読解」のトレーニングを入れてみてください。

 

(よくある誤解⑥)「難しいことをやった方が学力は伸ばせる」は間違い!

基礎ができていれば難しい問題に挑戦して欲しいのですが、まずは基礎基本を重視してください。はじめから難しい問題をやろうとするとできなくてやる気がなくなるし、学力がつきません。数学の問題集は、自力で7割以上解けるものが良いでしょう。かなり基礎が固まったらレベルを上げていきます。

いきなり難しい教材を使うと、苦労する割には効果が上がりません。基礎からきちんと積み上げると、土台がすき間なく埋められます。無理をして難しい教材を使うと、土台がスカスカになってしまいます。

 

(よくある誤解⑦)「英単語は書いて覚えるしかない!」は間違い!

英単語を覚える方法はいろいろあります。しかし、何十回も書いて覚えようとする人がいますが、書きすぎは時間の無駄です。

書くだけでなく、目で見て覚えることや、自分で小テストをするなどして覚えたことを思い出すことを繰り返した方が覚えられます。

やたら書くのを止めて、工夫をすればもっと効率的に覚えられます。

 

このように勉強にはいくつかの誤解が世の中に拡散しており、古いやり方をいまだに信仰している人が多くいます。しかし、もっといい方法があって、そのやり方で勉強すれば時間もかからないし、効果も上がりやすくなるのです。


勉強に関する悩みを持っている中学生、親御さんはぜひ英心塾にご相談ください。

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