英検3級・準2級の読解対策
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英検3級・準2級の読解にはコツがある。
①ボキャブラリーを増やすこと
②知らない語句が出ても対応できる論理的思考があること
①は生徒自身の努力なので、授業で講義するとしたら②の部分である。
これは中2以上であれば10分で理解できる内容で、現に英心塾の対策では10分ぐらいで教えてしまう。
●タイトルに本文全体の主題(一番伝えたいこと)が書かれることが多い
●同意表現に着目する
●対比や対立関係に着目する
●抽象的な文意が分からないときは具体的内容で理解する
この4つのポイントを知っておくと英検の本番では大いに役立つだろう。
例えばこんな出題があったとして…
タイトル:A Sport Open to All 全ての人に開かれたスポーツ
この英文のテーマは「テニス」で、対比に着目すれば、現在のテニスとかつてのテニスが対比されていることがすぐわかる。
Tennis is a sport anyone can enjoy. However, it ( ) in the past.
テニスの今とかつてが対比されている。しかも前文と後文が、Howeverによって対立関係になっている。
あとに具体例として、「女子の競技大会がなかったこと」や「黒人が使えないコートがあったこと」が述べられている。
( )に入れるのに最も適切なものはどれか?
1 had too many rules あまりにもルールが多かった
2 was played in England only イギリスだけでプレイされていた
3 was for the rich 裕福な人たちのためのものだった
4 wasn’t open to everyone すべての人に開かれたものではなかった
タイトルから、主題が「テニスはすべての人に開かれたスポーツである」ということが分かっていて、対比に着目して具体例を理解した上で、「かつてはテニスも皆のスポーツではなかったこと」がつかめれば、答えは4だと分かる。
説明してやれば、小学生でも理解できることだ。
英心塾では、英検の学習を通じて論理的思考をきたえることも重要だと考えている。
入試の加点だけが目的だともったいない。
英語力、暗記力、論理力など、同時に鍛えてやりたい。
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