【福井県の中3生必見】高校受験に向けて、6月は何をすればいいの?
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福井の進学塾「英心塾」の中村です。
6月に入り、中学3年生はいよいよ本格的に「受験モード」へと切り替えていく時期です。
部活が一区切りつく人も増え、「そろそろ本気で勉強しなきゃ…」という空気感も強まってきます。
6月は何をすればいい?
受験までのスケジュールを逆算して考えることが大切です。まずは年間の流れを把握しましょう。
- 2月上旬:私立高校入試
- 2月中旬:国立高専入試
- 2月下旬:公立高校入試
出願校を決めるにあたって、大きな判断材料になるのが「11月上旬に行われる学力診断テスト」の結果です。
このテストの点数によって、進学先の選択肢が大きく左右されるため、ここに向けた準備が非常に重要です。
学力診断テストに向けた目標点を知ろう
進学希望校によって、目標点は異なります。以下はおおよその目安です。
- 藤島高校・高志高校などの進学校志望:400点以上
- 私立高校特進コースで平岸合格を狙う:360点以上
- 私立単願・公立一本勝負の場合:自分の目標校に合わせて点数を設定
目標点を把握し、それに向けてどう行動すればいいかを明確にしておきましょう。
▼▼目標点一覧はこちら▼▼
6月にやるべきこと3つ
- 目標点の明確化
自分が志望する高校に合格するために必要な点数を知り、到達すべきゴールを定めましょう。 - 使用教材の選定
中1・中2の範囲を復習するための教材、中3の先取りを進める教材をそれぞれ明確にしておきましょう。 - 基礎固めの開始
8月までに基礎をしっかり固めることが必要です。特に中1・中2の内容に不安がある人は、簡単な問題集を中心に復習を進めてください。
夏までの学習スケジュール例
- 6〜8月:中1・中2の範囲を中心に基礎固め
- 9〜10月:学力診断テストの過去問演習(10年分)
- 11月:本番の学力診断テスト
また、「確認テスト(第4回・第5回)」の過去問なども使って、実践的な力を高めておくとさらに効果的です。
教材と参考書の選び方
中3の範囲は、学校の授業や定期テストに合わせて進めればOK。ただし、中1・中2の範囲を復習する際は、以下のポイントを意識しましょう。
- 基礎に不安がある人:やさしめの問題集からスタート
- 応用まで伸ばしたい人:基礎を確認しつつ、発展問題にも取り組める教材を使用
また、疑問が出てきたときにすぐに解決できるように、信頼できる参考書や解説本を手元に置いておくのもポイントです。必要な投資は惜しまないようにしましょう。
まとめ
6月は「受験に向けた助走期間」として最も大切な時期のひとつです。ゴール(受験)から逆算し、まずは11月の学力診断テストに向けて準備を始めましょう。
- 目標点を決める
- 教材と参考書を揃える
- 現行の学習に加えて、中1・中2の基礎を固める(学力診断テストの範囲)
これらをしっかりこなしていけば、夏以降の過去問演習や本番への準備がスムーズになります。焦らず、でも確実に。一歩一歩、進めていきましょう!