【中学生の勉強法】集団指導と個別指導の違い
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英心塾の中村です。
なかなか勉強のやり方が分からないとき、成績の上げ方が分からない場合、塾に行くことを考えると思います。
塾にはいろいろな指導形態があって、有名なのが集団指導と個別指導です。
それぞれの特長とどういう人がその指導に向いているかご説明します。
まずは集団指導です。
集団指導は、科目ごとに担当講師がいて、学校スタイルで授業をします。
講師は教科の知識だけでなくパフォーマンスの力が必要です。
話の構成や話し方などエンターテイメントの要素が求められます。
「司会者」的なスキルも必要でどの生徒にどんな発問をするか、などセンスも求められます。
この指導形態は、「楽しさ」が重要です。授業を受けて楽しい、やる気が出るというのが重要な要素になります。
だから、楽しく学びたい、他の生徒と切磋琢磨して伸ばしたいという人は集団指導がいいでしょう。
ただし、集団指導は生徒の自主性を求める指導形態なので、宿題をしないとか、復習をしないという生徒には向きません。
そして、授業のスピードが合わない場合も不向きです。
塾によって通塾している生徒の質や先生の力量も違うので体験授業でそれらを確認する必要はあります。
生徒の意欲が低い集団指導塾に通うと、一緒になって意識が低くなってしまいます。
次に個別指導です。
個別指導は、先生が1人につき生徒が1人、もしくは先生1人につき生徒が2人という指導形態です。
先生がすぐ横にいて直接色んなことを教えてくれます。
先生はパフォーマンス力というより、丁寧に教える力が求められます。
生徒がどこまで理解しているか、どこで困っているかを把握し生徒に合わせて指導します。
どちらかと言えばコーチングのスキルが必要です。
だから、丁寧に教えてほしい、自分に合わせて指導してほしいという子は個別指導がいいでしょう。
ただし、個別指導は生徒に合わせてしまうので、ペースが遅くなったり、先生となれ合いになってしまうケースもあります。
先生は生徒数に応じて必要になるので、質の低い先生も混じっているでしょう。
先生の当たりはずれが多いのも個別指導の特長です。
いずれも「先生」がとても大きい要素になります。
英心塾的には、先生によって成績の伸びが左右されてしまう指導形態は望ましいとは思いません。
塾として「勉強のやり方」を教えて、生徒に合ったやり方で成績を伸ばしてほしいと思います。
コーチングやコンサルティングの力で生徒の成績を伸ばすというのが英心塾の考え方です。
よって、集団指導も個別指導も英心塾の指導形態としては良いと思っていません。
英心塾でやっているのが「個別学習」です。
塾によっては「集団個別」と呼びます。
自立学習と個別指導を融合した形だと思って頂ければいいでしょう。
生徒が4,5人いて先生がいて指導する形です。
勉強のやり方を教えて、基本的にはどんどん生徒が学ぶ、そして家庭学習についてもシステム通りに進めていくやり方です。
必要に応じて個別指導や補習を入れるので全く無駄がない。
成績を上げる、学力を伸ばすことに特化しています。
唯一欠点があるとすれば、「授業」や「講義」特有のエンタメがないことです。
先生のジョークや授業の構成で、「おもろー」というわかりやすい面白さはありません。
生徒がそれぞれ「わかった!」というアハ体験を体験する中で学習の面白みを感じていくことになります。
福井ではほとんど行われていない指導形態ですが、一緒に勉強して、生徒に合う勉強法を見つけたり、目標に向かって生徒と先生が並走する感覚が非常に好きです。
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