中学生の学習法

【英心塾の個別学習:中学生の勉強法】いきなり難しいことから始めるな!

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英心塾・育脳寺子屋・国公立大受験特化予備校COMPASSの中村です。

そろそろ中3生も部活が終わる頃。受験勉強を全力で頑張ろうと決意している人もいるかと思います。

そんなときに注意して欲しいことがあるので、今回はそのことについて書きたいと思います。


簡単なレベルから始めた方が絶対に効率がいい!

特にやる気のある人は、難しいことをやろうとします。学校で行われるテストの難易度がだんだん上がってくるので、それに対応しようと難しい問題を解きたがるのですが、それって基礎を徹底してからの方が本当は効率がいいんです。

 

基準は、〇が7割程度つく問題集がベストだということ。解いたときに簡単だと感じても、3割×がついたら言い訳なくアウトです。8割でもヤバいぐらいです。

基礎は完璧と言えるぐらい徹底的に習得したほうがいいので、ちょっと簡単なレベルから始めるのが効率のいい勉強です。

 

難易度が高い問題集を解いても成績は上がらない!

すでに95点ぐらいとれている人は、どんどん難易度の高いものに挑戦しましょう。でも、80点台や、90点台いくかいかないかという人は、基礎を徹底してください。

テストで出題される問題の7割程度は、学校のワーク、塾の標準的なワークに載っている程度のものです。あとの2~3割の点数アップを図るために難しいことをやればいいのです。

 

徹底的に1冊をやりこむと驚くほど点数が上がる!

僕も中学時代に、1冊をやり込みながら、終わったら新しい問題集をやるという感じで1冊1冊つぶしていきました。

これが一番効果があって、70点の数学が一気に95~100まで上がり、その後もかなり安定しました。

 

よく考えてみると、問題集を作る過程で、問題を絞り込んで厳選しています。本当は入れたいけれど泣く泣く切った問題もあるでしょう。そのぐらい削って削って、最高の問題を厳選して作られたのが1冊の問題集です。

だから1冊やり込んでこそ効果が上がるもので、つまみ食いしても無駄なんです。

 

難しい問題が解けるようになるための勉強法

基礎が固まったら難しい問題に挑戦しましょう。

難しい問題にあたったら、しっかり考えて答えを作っていくのですが、あなたは解けて満足していませんか。

難しい問題は、解くための糸口、答えが出るまでの課程、問いに対する答え、というように、3段階の注意ポイントがあります。どうやったらこの問題の解法が思いつくのか、手順はどれが一番要領がいいか、最後に問いの答えになっているか、をきちんと説明できることです。

先生になったつもりで、自分が解いた難問の解説をしてみましょう。それが一番力のつく勉強です。

 

今回は、「難しいことから始めるな」というお話でした。挑戦することはいいことだけど、勉強に関しては、難易度で無理しないことです。少しずつレベルアップして、最後に難しいレベルをやり、そのレベルに達したら、復習法として、自分で自分に説明することです。

 

 

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