小学生の学習法

小学校高学年(小5・小6)のポイント

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小学生高学年は、色々と難しい時期になります。

親の言うことをきかなくなるし、勉強嫌いの子はますます勉強をしなくなります。

知恵がついてくるので、うまいことを言って勉強から逃れようとします。

 

ひどい子はカンニングを覚えます。

宿題はすべて答えを丸写しし、上手な言い逃れを覚え、嫌なことから徹底して逃げようとします。

 

小学5、6年生は次のことをポイントに学習をするといいでしょう。

①論理的に考える問題集に取り組む

②算数思考力をきたえる

③意味のない勉強をやめさせる

 

高学年になると左脳的な、論理的思考を使う領域が成長します。単純作業や単純計算などをめんどうに感じる反面、何か面白そうな問題、論理思考を要する問題にやりがいを感じるようになります。

特に男の子は字が汚くなったり、漢字練習帳を嫌がったりする子が多くなります。しかし、論理的思考を発揮して問題が解けたりすると大きな喜びを感じます。その子に合う問題集を見つけてあげて、しかもそれは単純作業の問題集ではなく、ちょっと考えて解くような算数の問題がいいでしょう。国語にもいろいろなタイプの問題集がありますが、「論理エンジンキッズ」など論理的思考を高めるものや、文章作成能力を高めるような問題集に取り組むとよいでしょう。

 

算数思考力という分野があります。この分野は、高学年の時期に取り組むと大きな成長が見込めます。算数のパズル問題や文章問題などを扱った問題集をやるとよいです。対象学年を下げたところから始めて、解ける喜びを味わわせながら、難易度を少しずつ上げていくと良いでしょう。たとえ、答えが出さなくても、一生懸命考えたのであればそれだけでも意味はあります。正解不正解にこだわるより、「頭を使う」ということを重視しましょう。きれいな答案でなくても良いので、試行錯誤して答えを出そうとすることを重視しましょう。

 

この時期に、「意味のある勉強」と「意味のない勉強」の違いを教え込みましょう。勉強の内容を教える必要はありません。「意味のある勉強が何か」を教えましょう。例えば、いやいや漢字練習帳をやって、練習した漢字が書けなかったとしたら、それは意味のない苦痛の時間です。苦痛に感じても、やった成果が出たら、それは喜びに変わります。

 

ある意味、「意味のある勉強とは何か」を教えることが一番たいへんです。ノートに何か書くことや、とりあえず宿題を終わらせることが勉強だと思っている子が非常に多いです。「ノートを汚すこと」、「問題集に文字を埋めること」は、それ自体は作業でしかありません。「賢くなるためにやるんだ」、「知識を増やすためにやるんだ」という目的を持ってやらなければ、勉強というのは、ますます嫌いな所業になってしまいます。

 

以上のようなことをご家庭でやるのは、本当に難しいことです。すぐに成果が出なくても塾に行って、家族とは違う指導者の力を借りて学習指導を行ったほうがいいかもしれません。

当塾では、お子様の適正に合わせて、色々なルートをご用意しています。一度相談いただけると幸いです。

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