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英心塾の中村です。

 

高校１年生になった段階で色々知ってほしいことがあります。

将来大学を目指す人限定にはなりますが、大学受験については早い段階で知っておくと良いと思います。

 

まず大学全入時代についてです。

1年で生まれる新生児の数がおよそ８０万人です。この数字は日本の大学定員数とほぼ一致します。

大学進学率が５０％で推移すると仮定すれば、定員の半分は埋まらないことになります。

もちろん全員が現役で大学に行くわけではないので、同級生の数だけで大学の入学を考えるのは少々乱暴ですが、ざっくり考えても大学の定員は埋まらないことが予測できます。

つまり、今後倒産する大学が出てきます。

 

全国に７５０ほどの大学があって、そのうち偏差値３５以下もしくは受験者数が定員を下回っている大学が５００ほどあります。

このような大学は倒産する可能性がある大学です。

もちろん上手に経営して生き残っていく大学もあるでしょう。

 

大学選びは注意が必要です。

将来なくなる可能性のある大学を選んではいけません。

 

選んではいけない大学とは、偏差値が４５以下の大学、そして、

推薦入試、指定校推薦、特別入試、外国人枠で定員の過半数を埋めている大学です。

一般入試で選ばれない大学はなかなか厳しいということです。

 

高校１年生個人としては、一般入試で勝負をして偏差値６５以上の私立大学や国公立大学を目指すと良いでしょう。

 

 

大学については、あまり簡単に考えない方が後々のキャリア形成で後悔しないと思います。

最近では、大学に行く必要性も問われていて、大学不要論も出ています。

 

トレンドに流されず、自分に合ったキャリア計画の中でちゃんと自分のことを考えてほしいと思います。