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英心塾の中村です。

今回は、小学校の真ん中の学年、小学３先生・４年生の学習法です。

この学年は高学年に向けてとても大事な学年になります。自主性が芽生え、自分で自分の将来を見据えた行動をとるようになります。この時期は、大人が子供の自主性を完全否定するような教育をすると、大切な機会を失うことになります。

子どもとよく話をしながら、色んな取り組みをしてみてください。

 

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この時期は、子どもの学ぶ意欲が高い時期です。子どもが一番興味を持ったことを頑張らせてあげるのが良いでしょう。学習について不安があれば、この時期からどこかの教室に通わせるのも良いと思います。まだ好き嫌いが固定化していないので、前向きに勉強できる可能性があります。
高学年になって、勉強嫌いだからどこかの塾に通わせようという動機で塾に行かせることもあるかと思いますが、高学年になってからだと、好き嫌いが固定化されていて、もし勉強が嫌いだと思い込んでしまっている子については、その思い込みを解いてやるのにものすごい労力と時間がかかる場合があります。まだ頭がやわらかい８歳ぐらいの時期に学習習慣をつけさせ、しかも「勉強は楽しい」と思えるようなカリキュラムで学べる教室を見つけるのが良いと思います。

 

算数が大好きになるように算数の楽しい学習を取り入れましょう！

●算数に力を入れて勉強すると良い

文章力や英語力を気にされる親御さんがいらっしゃいますが、算数に力を入れて学ばせるのが良いと思います。難しい教材でなくてよいので、標準的なレベルの教材を使って算数の訓練を行っていきましょう。思考力算数もカリキュラムに組み込みましょう。「算数ラボ　考える力のトレーニング」や「算数ラボ図形 空間認識力のトレーニング」を使うのがおすすめです。低学年時期に行ってきた空間認知能のトレーニングが活きてくると思います。一つ下の学年のレベルから入ると良いでしょう。

●自宅で算数パズルをやると楽しい

「算数と国語を同時に伸ばすパズル」を使って、一生懸命考える時間を作ると良いでしょう。良質でしかも楽しい問題に取り組ませると子どもの考える意欲は向上します。特に小３・４年の時期は、ある程度数や図形の概念がみについているので、結構本格的な算数パズルに挑戦できます。

■「算数パズル」の効果

算数パズルをやると、いろいろな考え方ができるようになります。試行錯誤ができるようになります。耐性がつきます。文章をよく読むようになります。算数文章題の文章は、非常に無機質で必要なことしか書かれません。そして論理的に書かれています。読む題材としては、短くても優良な文章だと言えます。
詳しくは、「算数と国語を同時に伸ばす方法」という書籍に説明されていますので、ご興味あればお読みください。

●辞書や参考書の使い方を覚えると将来の受験に役立つ能力になる

この時期に知らないことを自分で調べさせる習慣をつけてやると、将来本格的に受験勉強をするときに、ものすごい効果を実感するでしょう。これからの時代は、自分で学ぶ学習姿勢が求められます。辞書や図鑑、参考書をいつでも活用できるようにして学ぶ意欲を高めましょう。

 

学習姿勢をやしなう上でも重要な時期なのです！

●「ズル」を許さない断固とした姿勢も必要

この時期は学ぶ意欲が高まる一方で、賢くなる分、ズルを覚える子もいます。宿題を丸写ししたり、すでに宿題を終えた友だちに教えてもらったり、面倒なことから逃げようとする子もいます。そういう楽を覚えてしまうと、学習意欲は低下し、学ぶことの楽しさを体感できなくなってしまいます。
勉強もルールの中でやることを教え、その中で達成できたときの喜びを体感させることが重要です。この時期にズルを覚えてしまうと、一生勉強しない人になってしまう可能性があります。

 

国語の力も大きく伸ばしやすい時期！

●語彙力を増やすワークをやりましょう

人間はことばを使って考えるため、語彙力が高まれば考える力も向上します。「4年生までに身につけたい言葉力1100 低学年〜中学年用」などで言葉の力を高めましょう。

 

将来に向けた準備も自分から進んでやる年ごろです！

 

●英検などに挑戦して、目標を達成する楽しさを体験させましょう

この時期は、目標を立てて計画し、実行するというプロセスを楽しんで行うことができます。英語力も向上するし、計画性も向上する英検合格というテーマを設定して取り組ませると面白いのではないかと思います。

●中学受験をするなら小３・小４から準備をしましょう

受験を考えている場合、この時期から毎日決まった時間に勉強する習慣づけを徹底しましょう。家での時間割を作って、何時から何をやるというスケジュールを守るようにしましょう。