小学生の学習法

【福井の塾「英心塾」が教える勉強法】あえて細かいことを考えずにやってみるのも大事!

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こんにちは。英心塾の中村です。

普段から「勉強法」や「仕事術」といった方法論を発信している立場として、今回はあえてそれらの“弊害”について考えてみたいと思います。

時々、心配になることがあります。

あまりにハウツー的なことばかり発信していると、みんなの行動が鈍ってしまう原因になってしまうのではないかと。。。

もっといいやり方、効率のいい方法を求めすぎると自分のやり方行動に、自信が持てなくなり止まってしまうこともあります。

 

勉強法を求めすぎることで、逆に動けなくなる?

今は情報があふれる時代。勉強法や仕事術、効率的なやり方など、いろんなノウハウがネットやSNSに並んでいます。

もちろんそれらは役に立つものも多いのですが、一方で「行動の邪魔になる」こともあると感じています。

たとえば「もっと良いやり方があるはず」と考えて、まず情報収集に走ってしまう

そして「今の自分のやり方ではダメだ」と、根拠もないまま自信を失ってしまう。こうした心理が、最初の一歩を踏み出すのを遅らせてしまうことがあります。

まずはやってみる。その後に修正すればいい

 

本当は、まず行動してみて、うまくいかなければその都度修正していくほうが圧倒的に早い

にもかかわらず、失敗を恐れて「安全なやり方」「無難な方法」ばかりを求めてしまう。それが現代社会の特徴なのかもしれません。

 

研修やマニュアルをどれだけ充実させたところで、初めから完璧にできる人はいません。

人間の脳はコンピューターとは違い、アナログです

ちょっとずつ試行錯誤を繰り返し、間違ったやり方を排除して、正解に近づいていく。つまり、行動して失敗する中で学んでいく仕組みなのです。

 

慎重すぎる社会と「省エネモード」の生き方

そもそも日本という国は、豊かで安全な社会です。よほどのことがない限り、生活に困ることは少ない。

だからこそ「現状で十分」「無理しなくても大丈夫」という意識が生まれがちです。

加えて、娯楽も豊富で、努力しなくても楽しいことが身の回りにたくさんあります。

そんな環境では、自分を成長させようという欲が高まりにくいのも無理はありません。

 

評価社会の弊害

もう一つの問題は「評価社会」です。

やってもいない人が情報だけで評論家ぶって、「それやめたほうがいいよ」「効率悪いよ」と言ってくる。そんな言葉に惑わされて、挑戦する前に諦めてしまう人も多い。

でも実際には、最初から効率的にできる人なんていません。勉強でも仕事でも、やりながら「これってこういうことか」と理解していくのが自然な流れなのです。

 

失敗は学びの入り口

よく「失敗からしか学べない人ですか?」なんて言い方を私がしてしまいます。我ながら、これは良くありません。

そもそも人間は“失敗しないと学べない生き物”です。

だからこそ、最初から上手くやろうとするより、「とにかくやってみる」ことが何より大事です。

やってみて、うまくいかなければ調べて修正すればいい。そうやって少しずつ質が高まっていくものです。

最初は努力の量が求められるけれど、試行錯誤していく中で、自然とやり方は洗練されていくのです

 

最後に

今回は少し逆説的な話になったかもしれませんが、「方法論にこだわりすぎるな」「まず行動しよう」ということを、改めて伝えたいと思いました。

効率や成果を重視するあまり、行動が鈍ってしまう。そんな社会にあっても、やはり「やってみる」ことの価値は変わりません。ぜひ今日から何か一つ、行動してみてください。

 

受験指導専門進学塾「英心塾」
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