【福井の塾】英心塾は、教え込む塾より「学習管理の塾」
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英心塾の中村です。
あらためて、英心塾の方針についてお伝えしたいと思います。
はじめに
英心塾は、2013年に開講し、諸事情で休塾した時期もあり、2022年に再び始動した「後発の塾」です。
福井の教育現場には、長い歴史を持つ伝統的な塾も多くありますが、私たち英心塾は、あえてそこに競合する形ではなく、「新しい価値を提供する塾」として、学習支援の在り方を見直してきました。
従来の塾が大切にしてきたこと
多くの塾では、「わかりやすく教える」ことを重視しています。
個別指導であれば、1対1や、1対2のスタイルで丁寧に指導。
集団指導なら、学校の予習になる形でどんどん授業を進め、宿題を課し、競争の中で成績向上を目指す。これはこれで効果的な方法です。
このような形で塾を続けられてきた先生に敬意を持ちつつ、後発の塾でできることは何か考えてきました。
でも本当に必要なのは「学習管理」
ただし、私たちはこう考えます。
「成績を本当に上げるには、学習内容の理解だけでなく、学習の管理が不可欠である」と。
具体的には、
- どこができていて、どこができていないかを可視化する
- いつまでに何を終えるか、学習ペースを設計する
こうした“時間軸”でのマネジメントが、勉強の成果に直結します。
なぜ塾では学習管理が難しいのか
集団指導ではカリキュラムに沿って管理しやすい側面がありますが、
個別指導では「教えること」に注力せざるを得ず、学習全体の管理が手薄になりがちです。
また、影響力の強い先生や熱意ある先生が個々にフォローすることもありますが、
それは属人的であり、再現性が低く、塾としての仕組みとは言えません。
英心塾が重視するのは「コーチング」
英心塾が目指すのは、ティーチング(教える)よりもコーチング(支える)です。
学習内容を教えるだけでなく、「どのように学ぶか」を共に考え、サポートしていく塾です。
中学生への具体的な学習管理の仕組み
英心塾では、以下のように教科ごとに最適な方針を定めています:
- 英語・数学: 学校よりも先に進む「予習型」
- 理科・社会: 学校の内容を活用する「復習型」※生徒に応じて予習型を取る場合もある
- 国語: 読解力・語彙力を中心に継続的なトレーニング
そして、これらに共通するのが「エビングハウスの忘却曲線」に基づいた復習サイクルです。
忘却を前提とした学習管理
人は新しく覚えたことを、時間が経つにつれて忘れていきます。
これに対処するには、4日以内・1週間後・1ヶ月後の復習が効果的だと言われています。
英心塾では、この理論を自然に取り入れた学習サイクルを実践しています。
- 学校より先に予習
- 翌日に宿題として復習
- 次の塾の日にチェックテストで再復習
- その後、学校の授業で同じ単元を再確認
- テスト対策として再び復習(約3週間前から)
こうしたサイクルが、無理なく記憶を定着させる仕組みになっています。
習慣をつくる=成績が伸びる
学習管理は、知識ごとに細かく復習計画を立てるような“細密管理”ではありません。
それでは長続きしませんし、破綻してしまいます。
だからこそ、英心塾では習慣として仕組み化された復習サイクルを取り入れています。
これによって、成績を上げるための「当たり前の習慣」が身につきます。
英心塾に向いている子、向いていない子
向いている子:
- 自分の学習ペースを管理したい
- 本気で成績を上げたい
- できていないことを「できるように」したい
向いていないかもしれない子:
- 1から10まで全部教えてほしい
- 勉強に対して受け身で、指示がないと何もしない
- 「頑張った感」を評価してほしい
英心塾では、結果=できたかどうかで評価します。
そのため、「やったつもり」が通用しない場面もあります。
まとめ
英心塾は、「学習管理」に特化した新しいスタイルの塾です。
わかるまで教えることも大切ですが、それ以上に「続けてやり切る力」や「復習のタイミング」が成績を大きく左右します。
塾に通うだけで満足するのではなく、
通いながら勉強のやり方そのものを変えたい。
そんな方にこそ、英心塾はピッタリだと自負しています。
福井市の受験指導専門進学塾「英心塾」
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