英心塾の中村です。
今回は、福井大学附属の中学入試についての速報です。
※本記事は、2025年実施の編入試験を受験した生徒アンケートの聞き取りをもとに作成しています。
実物の問題は回収されるため、内容は推定を含みます。
試験の構成
試験は算数・国語・集団活動の3領域で実施されました。
🧮 算数の傾向(大問5題)
- 計算問題:標準レベル。例「2025−24×47」等、正確さとスピードが鍵。
- 割合の問題:日常設定の複合割合。手順の整理がポイント。
- 数・規則性:並び・穴埋め型。パターン認識と表の活用が有効。
- 面積:定番分野。図形の分割・合同・相似の見取りが問われる。
- 長さ・図形の応用:式立てと図示力が勝負。
総評:奇問は少なく、基礎の徹底+丁寧な作業で取り切れる構成。
🖋 国語の傾向(高志中と同程度の分量)
- 読解:説明文・物語文いずれか。要旨把握・指示語・接続関係。
- 会話の穴埋め:相手意識・文脈整合を図るコミュニケーション型。
- 作文:「人との関わり方」を題材に、自分の考えを論理的に記述。
- 漢字・語句:やや変化球あり。語感と用法の確かさが必要。
対策:高志中の過去問を10年分を活用すると良い!
🤝 集団活動(テーマ:「卒業式の曲を作ろう」)
- 個人で構想(10分)
- 小グループで話し合い(30分):4〜6人の班で企画を練る
- 相互発表と質疑(各10分):2班がペアになり発表し合う形式
創造力だけでなく、協調・発表・傾聴といった態度面も評価対象。役割分担と時間配分が得点差に直結します。
📅 今後の流れ
- 合格発表・入学手続き案内開始:
合格して入学が決まったら、中学入学に向けて準備をしましょう。予習講座が開始します!
✨ 英心塾からのアドバイス
附属の試験は、知識量だけでなく思考力・表現力・協働力が重視されます。日頃から次を意識しましょう。
- 読解の要約 → 自分の言葉で説明する練習
- 発表・意見交換の場数を踏む(塾でたくさん練習をします!)
- 計算・図形の基礎の徹底とていねいな途中式
英心塾では、思考力を伸ばす授業・発表トレーニング・過去問演習で受験生をサポートします。ご相談はお気軽にどうぞ。






