高校生の学習法

【大学受験の勉強法】英語の成績が伸びる人は、なぜ「音読」をしているのか? ― 速読力を育てる音読学習法とは

この記事は約 3 分で読めます。

英心塾の中村です。

今回は英語学習の話。

 

英語の成績を上げるには「読解力」向上が必須。

でもどうすればいいのか、意外に知らない高校生が多い。

📖 英語の「読む力」、伸び悩んでいませんか?

「英単語は覚えているのに、長文になると時間が足りない…」
「読解問題になると、集中力が続かない…」

そんな悩みを抱える高校生・大学生におすすめしたいのが、音読学習です。
実は、英語の成績が伸びている人ほど、“音読”を取り入れているのをご存じですか?

🧠 音読がなぜ効く? その理由は「英語の語順処理」にあり

英語と日本語は語順がまったく違います。
たとえば:

日本語:私は昨日、駅で彼に会いました。
英語 :I met him at the station yesterday.

つまり、英語では「前から順に理解していく力」が求められます。
ここで重要なのが音読です。

✅ 音読の主な効果

  • 英語の語順に慣れる(返り読みしなくなる)
  • 文章の「構造」が自然に身につく
  • 文をチャンク(かたまり)で把握できるようになる
  • 音と意味がつながり、リスニング力もアップ

🚀 音読で「速読力」が育つメカニズム

🧩 ポイントは“英語のまま理解する脳”を作ること

音読を習慣にすると、頭の中で英語を日本語に訳さず理解する力=英語脳が育ちます。
この「英語の語順で処理する感覚」は、速読に必要不可欠な要素です。

さらに、視覚(読む)・聴覚(聞く)・発話(声に出す)の3つを同時に使うことで、記憶定着・スピード処理能力・集中力までも強化されます。

📚 おすすめ! 音読×速読トレーニング法

🎯 学習ステップ(高校〜大学生向け)

ステップ 内容 ポイント
Step 1 英文を意味を考えながらゆっくり音読 単語・構文を意識する
Step 2 スラッシュリーディングで区切りながら音読 意味のかたまり(チャンク)を掴む
Step 3 タイマーで測りながら速めに音読 徐々にスピードアップ&理解維持
Step 4 最後に黙読+内容の要約 速読力と読解力を統合する

📌 使用教材例:

  • 学校の教科書(本文部分)
  • 英検・共通テスト・TOEICの長文問題
  • ルールズ、ポラリスなどの参考書

最近の読解参考書は、スラッシュリーディングが標準的に記載されています。

そのまま音読教材として活用できます。

📝 1日10分でOK!続けるコツ

  • 短くて良いので「毎日」やること
  • 声に出すことでリズムをつかむ
  • 理解→反復→定着 の流れを大切にする

「うまく読めない」と感じてもOK!
“わからないことを口に出す”ことが、理解への第一歩です。

🔚 まとめ:音読は、読む・話す・覚えるを一気に鍛える魔法のような学習法

  • 音読は、英語の語順処理の「筋トレ」になる
  • 英語脳が育ち、速読・読解・会話に効果大
  • 音と意味をつなげるのでリスニングも強化される

特に「長文を早く・正確に読みたい」という高校生・大学生には、今日からでも始めてほしい習慣です。

📚 さらに詳しく知りたい方へ

音読トレーニングの方法を動画で見たい人はこちら

https://youtu.be/uZluFmai7QY?si=uJwQ432JqCXVT1lo
読む力を“使える英語力”へと育てていきましょう。

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