【小学生の勉強法】国語はことばへの興味を引き出すことから始めよう!
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英心塾の中村です。
今回は、国語の話です。よくお話を頂くのは、「うちの子、文章を読む力がなくて、国語が苦手なんですよね。」というような内容。
まあ、確かにテストをやってみると、なかなかひどい点数。
しかし、国語をどうやって伸ばすかはとても難しい問題ですよね。問題集を買い与えても自らやるわけでもなく、塾に行って即解決するのも難しそう。
そこで、国語についての解決策は次のようなものです。
(1)ことばへの興味を引き出す堅苦しくない教材から始める
(2)電子辞書を持たせてやる
(3)すぐに結果を求めない
ことばへの興味を引き出そう!
うちの塾では、「ことばのワーク」というものを使っています。これは結構国語が苦手な子でも喜んでやりますよ。
市販されていないものなので、市販のものもご紹介しておきます。
「ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集[小学生版ベーシック]」という本です。
やりやすいので、めんどくさがりの子でも頑張れるはずです。
「ことばのワーク」ではこんな問題が出ます。
次の慣用句の穴を埋めよ。
目が【 】える。…ものの良し悪しを見分ける力がつくこと
【 】の他人…全く関係がない人のこと
次の中から漢字の意味を考えて仲間はずれを選ぼう。
愛 志 恩 恋 怒
こんな感じで、ことばを使って色んなことが表現できることを実感させます。
漢字の意味を考えて論理的に仲間わけをする練習もやります。
ことばに興味が持てるような題材を集めたテキストを使ってことばのトレーニングをしています。
ことばに興味が出てきたら、国語の勉強も少し楽しくなります。
電子辞書を持たせた方が語い力がつくかもしれません。
タブレットやスマホを持たせるのは抵抗がありますが、電子辞書なら大丈夫です。勉強系と辞書系のコンテンツしかありませんから、有害サイトに行って悪影響を受ける心配はありません。
国語の力は、日常生活の影響が大きく関わっています。音として聞いたことはあるけれど、正確な意味を知らない言葉があったとしたら、辞書でパッと調べるような子は、後々国語が得意になります。
僕も小6のときに、小さな電子辞書をもらって、どこでも持ち歩いて、ちょっと気になったら調べていました。それもあって中学3年生の頃には語彙力が相当ついていました。
日常の中で調べ癖がつくと語彙の量も増えて、それが読解力にもつながってきます。
すぐに結果を求めるより、言葉で表現できる幅が広がる喜びを感じさせましょう!
人間は表現する欲求がもともと備わっており、自分の考えや感情を言葉にできると喜びや安心を感じます。ご家庭でも、「これはこういう言葉で表現できるよ」という会話がたくさんあると、子どもはことばに興味を持ち、自分でもどんどん学ぶようになります。
あまり、国語が苦手でダメだ!という苦手意識を植え付けると、いつまでも国語が苦手な語彙力の乏しい子になってしまいます。
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