高校生の学習法

2020年からの共通テストってどうなの?【国語】

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国語のプレテストを解いてみた。

100分で大問5つ。

かなりの長時間。集中力を要する。時間が足りなくなる。

特に、解くことに時間がかかる。全て選択式なのではなく、資料を見て記述で答える問題もある。

ページ数は50ページ程度だが、以前からセンター試験の国語は50ページ程度なので、分量がことさら増えたというわけではない。

 

平均点が50%を想定され、分量に大きな変化はなく、設問数もそんなに変わらない。

 

80分から100分に時間が伸びたのは、設問解答時間が伸びたと言ってよい。

読解量が極端に増えたのではない。

しかし、依然として50ページの分量を読み切るのは、国語が苦手な受験生にとっては相当の負担になるだろう。

それに加えて、文章と複数の資料を合わせて読解する技術も必要になる。

文章内容と資料の中にイコールを見つけて、解答しなければならない。

 

内容を抽象化したり、具体化したりする言語能力がなければ非常に厳しい試験である。

 

著作権や就業規則に関する実用系文章の読解も作られている。

大人にとっては難しいものではないが、高校生にとってはなじみのない内容だけに、読み取るのに苦労するかもしれない。

ある種無機質な文章だが、むしろ論理的かつ簡潔に書かれているため、論理的読解の訓練を積んでいる受験生には得点源になるだろう。

 

【国語の対策】

①まずは短めの文章を精読すること

学びエイドの「精読講座」を受講して、論理的に文章を読み取る練習をする。

読解が苦手な生徒は、迷わず中学生用から始める。

 

②Z会の参考書「現代文の解法 読める! 解ける! ルール36」に取り組む。

この参考書は、何度も何度も取り組んで、読解法を確立したほうがよい。

 

③「全レベル問題集 現代文」の自分に合ったレベルから演習する。

読解法が分かったら、実際に活用する必要がある。簡単なレベルからでよいので、じっくりと取り組むとよい。

(注意)いい加減にやると無駄になるので、全問正解するつもりで、根拠を明確にした上で解答する。

 

④「論理でわかる現代文」基礎編・発展編をやる。

かなり難しい内容だが、基礎を固めた上で取り組むと、終わる頃には現代文で満点を取る自信がついている。

しかも、英語の長文読解など論理的読解を要する分野においても活用できる能力がつく

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