【中学生の勉強法】福井市の塾「英心塾」が教える、『志望する高校はどうやって決めたらいいのか?』
この記事は約 4 分で読めます。
【高校受験】志望校の決め方とは?ゼロから考える進路選択の考え方【福井県版】
こんにちは。英心塾の中村です。
今回は「高校受験における志望校の決め方」についてお話します。
特に「全く志望校が決まっていない」「ゼロベースで考えたい」という中学生や保護者の方に向けて、「学校の特色」よりもまず先に知っておきたい“考え方”の部分を整理しました。
なぜ高校に行くのか?その大前提から考える
まず、高校に行く目的を明確にしましょう。
一言でいえば、「中卒では社会に出るにはハードモードだから」です。
もちろん中卒でも活躍している人はいます。しかしそれは一部の、特別な才能や魅力を持った人たち。
大多数にとっては、「高卒」という最低限の学歴を持っていることが、社会で生きやすくなる基本条件の一つです。
だからこそ、現実的に「高校に進学する」という選択は、多くの人にとって理にかなっています。
普通科か?実業系か?最初の分かれ道
高校選びの第一歩は、「普通科」か「実業系(職業系)」かを考えることです。
普通科
大学、短大、専門学校、付属大学など、将来の進学を前提とした学びをするコース。
福井県では「藤島高校」「高志高校」などが代表的な普通科の進学校です。
実業系(職業系)
工業・商業・看護・調理など、将来の職業に直結する知識や技能を学びます。
「福井商業高校(ふくしょう)」などは、商業分野で活躍したい人に適しています。
高専という選択肢も
福井高専のように、ものづくりの道を極めるための「高専」という選択肢もあります。
ただし、分野が合わないと高専はかなり厳しい環境になります。進学希望者は慎重に判断を。
普通科の中でも「進学校」のタイプはさまざま
普通科を選ぶにしても、さらに選択肢があります。
- ハードな進学校:例えば藤島高校や高志高校。東大・京大など最難関大を目指すカリキュラムが組まれており、授業はハイレベルかつハード。
- ソフトな進学校:羽水高校や啓新高校の進学コースなど。部活動や学校生活も楽しみつつ、指定校推薦などで大学進学を目指せます。
※福井商業高校でも大学進学はできます。実業系高校ですが、進学の道もあるという高校です。
「勉強ガチ勢」ではないけれど、将来のために進学も考えたい。そんな人には、ソフトな進学校がフィットします。
学力と進路の“マッチング”を大切に
志望校を選ぶ上で「自分の実力に合っているか」は非常に大切です。
例えば、ラッキーでトップ校に合格しても、その後の授業についていけずに苦しむケースは少なくありません。
逆に、ややランクが下がる学校でも、自分に合ったレベルで授業を理解し、コツコツ学力を伸ばせる環境であれば、そこから大学進学や夢の実現も可能です。
目標校と現実的な得点帯を見比べてみよう
最終的に志望校を決める際は、「自分がどのくらいの得点が取れているか」が重要な指標になります。
福井県の場合、中学校内の順位は年によってバラつきがあるため、判断が難しいことも。
目安になるのは以下のようなテストです:
- 確認テストの得点
- 中3・学力診断テストの得点
これらのデータを元に、塾では目標校との相関関係を分析しています。
英心うえの塾でも、生徒一人ひとりの点数データに基づいて、目標校と現在地を照らし合わせた進路指導を行っています。
最後に:落ちても、そこがスタートライン
「第一志望に合格できなかった…」というのは誰にとっても辛いことです。
でも、それで終わりではありません。
合格した高校で、もう一度しっかりと学び直し、そこから這い上がっていく道はいくらでもあります。
「どの高校に受かったか」よりも「どんな高校生活を送るか」の方が、未来を大きく左右します。
そもそも、学力に合わない高校に何とか入ってしまって、
授業に全くついていけないとなると、それはそれで学力が伸びません。
しっかりと授業について行って、そのうえでもっと応用を自学でやるという方が良いのです。
志望校の目安が知りたい方へ
英心うえの塾では、「学力診断テストの点数帯別・目標校一覧表」を作成しています。
下の画像を参考にしてください。
あなたの“今”から、一緒に未来を考えていきましょう。
福井市の受験指導専門進学塾「英心塾」
受験指導専門進学塾「英心塾」
https://eishin-fukui.com/
〒910-0805
福井市高木2丁目106(英心塾高木教室)
TEL:0776-97-9251