【大学受験】私立大学の受験計画はどう立てるか?
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英心塾の中村です。
今回は、私立大学の受験計画と対策の立て方についてご説明します。
私立大学の入試は、推薦やAOは10月がピーク時ですが、一般入試は1月下旬~2月が本番となります。
併願の選定や出願は9月~10月、遅くとも11月までに準備することになります。
模試の結果から3段階の受験校選定を行う!
最大志望校:受験科目の偏差値+10 合格通知が出たら即手続きしたい大学
実力相応校:受験科目の偏差値+5 合格通知が出たら最大志望校の結果を待って、手続きしたい大学
安全校:受験科目の偏差値-5より下 ちょっと残念だけど、他の合格が出なかったら進学しようと思う大学
こんな感じで3段階選定を行います。
偏差値はそれほどあてにならないので、あまり神経質になる必要はありません。
安全校はいわゆる「滑り止め」ですが、現時点の偏差値より下の基準で選ぶとはいえ、合否は受験してみないと分かりません。
安全校で不合格通知をもらうことはよくあることです。勘違いのないよう要注意!
「行く気がない大学」を受験するかは考え方次第
行く気がない大学は受験すらしなくていいというのが一般的な見方です。
ただ、もう一つの考え方としては、「全敗は避ける!」というのもあります。
全ての大学で不合格通知が届いた場合、精神的ダメージは甚大です。国公立大学も不合格なら、浪人確定です。
たとえ浪人するにしても、合格通知をもらったという実績で浪人するのと、何も結果を持たずに浪人するのでは、メンタルの持ちようが変わってきます。
行きたくはないが、学びたいことが学べて、社会的にもしっかりしている大学であれば、手堅く受験するという計画が望ましいと思います。
日程に注意!受験日・合格発表・手続き期限
□合格者が多く出るメジャーな日程はおさえましょう!
中期日程や後期日程など、後のほうで受験する日程のみで受験するのはNGです。
定員が多い、A日程や前期日程と呼ばれるメジャーな入試をおさえましょう。
□受験日が重ならないように!連日3日受験にならないように!
受験日が重なるのは論外です。よく注意して。
3日連続受験は結構辛いかもしれません。同大学2連続受験ならメリットはあります。
1日目で入試問題の形式に慣れて、2日目で経験を活かせます。3日連続からはちょっと注意です。
しかし、同大学3日連続はありです。2日連続受験して、他の大学をもう1日、3日連続受験という日程は無理があります。
□各大学各学部の合格発表と手続き期限はカレンダーで管理
合格通知が来ても、手続き期限内に入学手続きをしなければ、その大学は入学できません。
Googleカレンダーなどに受験予定大学の受験日程と合格発表日、手続き期限を入力して、無駄がないよう管理しましょう。
共通テスト利用入試に出願するときは、ケチケチしない!
お金がかかるからという理由で、大事な受験の機会を逃さないようにしてください。
受験料はどんどん加算されていきますが、これは仕方ないことです。後悔のないようにしてください。
複数受験した方が合格率は上がります。
例えば共通テスト利用入試も、いくつか方式があります。
本番どうなるかは分からないので、可能な限りたくさんの方式で出願しましょう。
共通テスト利用入試は、自分が共通テストを受ければ、複数の合否判定にかけることができます。
労力は同じですから、ケチケチしないようにしましょう。
過去問演習は大事です!
これは私自身が苦い経験を持っていることです。
過去問を一度もやらずに受験した大学がありました。
かなり楽に合格を取れると思ったのですが、想定より問題数が多く、本番中はかなり焦りました。
結局補欠合格になったのですが、練習の重要性を再確認した経験です。
11月ぐらいから、実戦力養成のために過去問はやっておきましょう。
今は入試直前期、不安や焦りはあるものの、新生活を前に期待もふくらんでいることでしょう。
地元の大学を目指す人もいれば、都会での大学生活を望んでいる人もいるでしょう。
いずれにしても、あと数ヶ月!後悔のないように準備しましょう。
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