「学力」と「非認知能力」幼少期からできること!
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日本は依然「学歴社会」ですから、学力を高めることは当然必要なことです。
しかし、学び続け、社会に出てから活躍できるような学び方をするには、「非認知能力」を意識した教え方、学び方が必要です。
「非認知能力」とは、根気強さがある、計画性がある、自信がある、注意深さがある、というような数値化しにくい能力のことです。この能力は、結果として「学力」として数値化されますが、じっくりとみにつける能力であるため、「学習」について語るときにはあまり触れられずにいました。
しかし、近年の教育改革の中で、テストや入試も変化しており、「パターン練習」や「過去問対策」などでは結果が出しにくくなっています。
「非認知能力」を高めつつ学習をすることが、テストや入試で結果を出すのにも有効であるだけでなく、将来的にも非常に良いことがさまざまな研究で分かっていることです。
育脳寺子屋でやっている取り組みは以下のようなことです。
●小学生
・90分間の段取りを自分で考え自力で授業を組み立てる
・分からない問題は自分で調べ、どうしても分からないときはヒントをもらって自分で答えを出す
・「教えてもらう」より「自分でやり遂げた」という自信を積み重ねていく
●中学生
・先生のアドバイスをもらいながら自分で学習計画を立てて実行する
・結果について検証をし、自分に合ったが学習法を模索する
・メッキではない本当の学力をみにつけるための教材と学習習慣で学ぶ
そのような形で学習していると、塾生は、途中過程で負けることがあったとしても、入試など最終的な結果では負けません。
しかし、非認知能力を高めると言っても、なかなか目に見えてぐんぐん伸ばすという能力ではないため、「どうやって伸ばせばいいのか」分からないものです。
幼少期からできることがあります。
■毎日1冊の読み聞かせで驚くほど伸びる
語彙力、共感力、想像力、知的好奇心など、その後の成長に多大な影響を残します。
■なるべく野外体験をする
同じ学年の子供たちというより、いろいろな年齢の子とかかわりながら野外で遊ぶことです。まとめる力、創意工夫、忍耐力、感情コントロールなど本当に重要な力が養われます。
■時間と所有物を自分で管理させる
物の管理は自分でさせます。管理できなければ処分するなど、厳しいルールも必要です。ルールが理解できれば5歳、6歳の子でもできることです。
■「自己肯定感」が持てる言葉がけ
否定するのではなく、「あなたはそのままで素晴らしい」ということを常に伝えます。自信がない子は、やる気もありませんが、自己肯定感を持っている子はいろいろなことにチャレンジできます。
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