高志中学校の特色と選抜方法

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塾内でも高志中学校を目指して学習している生徒が増えています。

高志中学校の特色と選抜方法をまとめます。

【中学校の特色について】

●目指す生徒像:未来を切り拓き新しい時代を築く革新者となれる生徒

●授業内容

国語 授業前は多読用の古文教材を使って音読をする。論理的思考を養う授業を行い、大学受験に備えている。

社会 高校で学習する内容を意識した学習内容。中学内容から大幅に増量される高校内容に備えているようです。

数学 中高一貫用教材を使用。中学高校の重複が防げるので効率よく学習ができる。授業数も多め。

理科 実験や観察がほかの中学校より多めに行われる(1.5倍)。SSH指定校ゆえに設備も充実。理科好きになりそう。

英語 週5時間の授業のうち、3時間は外国人講師の授業。英単語の暗記も毎週やっている。これは大学受験に有利になりそう!

 

とにかく、高志中学校に入ったらたくさん勉強ができそうです。というより、大学受験を見据えた学習内容になっているので、早期に大学進学を覚悟したほうがいいですね。

ただし、授業はスピーディに進むため、自学自習の習慣がない生徒には相当きつそう。授業ですべての知識内容を習得するというより、自学自習も厚めにやった上で授業を受けるようにしないと、基礎的な技能が抜けたまま進むことにもなりそうです。普段の学習は、基礎基本を重視し、地に足をつけた勉強をやった上で中学校の授業を受けるようにしたいですね。

 

【選抜方法】

●定員 90名 志願倍率 今回だと339名 3.77倍

例年約3.7倍程度になります。公立高校の倍率と比べるとかなりの倍率。熾烈な競争ですね。

まあ、「受けてみた」程度の子もいそうですが…

●選抜方法

適性検査Ⅰ(国語的問題)100点 学習やキャリアなど年齢高めのテーマについての文章や論理思考を試す問題

適性検査Ⅱ(算数的問題)100点 数字パズルのような問題や規則性を見出す問題、図形や積み木の個数など空間認知の問題など

適性検査Ⅲ(理科社会的)100点 実験の考え方、資料の読み取り、日常生活に関連させた理科社会の問題など

作文問題 50点    合計350点 将来あるべき福井の姿、入学後にどんな生徒になりたいか、自分にとって読書とは何か、など

➔福井新聞の記事を参考

(追記)

平成31年度(令和2年)の選抜から、作文問題が、面接に変更となります。

〇面接は「集団面接」とし、1グループ当たり数名で、時間は15分程度で実施します。
〇「作文」は実施しませんが、適性検査Ⅰ・Ⅱ・Ⅲで出題している記述問題では、多くの字数で記述する問題を出題しており、作文の書く力や表現力も適性検査で評価します。

→福井市からの発表をチェック

 

●傾向と対策

遅くとも小4までに学習習慣をみにつけ、小4からは算数や国語を中心に基礎的な学力や思考力をみにつける。

特に算数は思考力問題を数多くこなしておくと、高学年になったときに「考えるのが好きな子」になって受験体制が整う。

算数ラボが良いと思う。

小5からは、算数、国語、理科、社会を少し速いペースで進める。しかも、参考書を使ってまずは自分で読んで学ぶやり方で進める。

「習ってからでないとできない」という考えでは対応できない。

小6の8月までに小学内容を一通り先取りし、それ以降は中高一貫対策を進める。

テキストを3冊用意する。

・文理の公立中高一貫校をめざす適性検査対策問題集

・東京学参の公立中高一貫校適性検査対策問題集 作文問題編

・学書の「一貫突破」

作文に関しては、「読んでから書く」という形式の問題をたくさんやると良い。

考え方や情報も同時に吸収できるので、語い力が高まり、内容のある作文が書けるようになる。

よくあるのが、書くための題材を吸収させないまま、ただ書かせるという作文指導。これは無駄。

思考力問題や資料問題を徹底指導する塾も良くない。とことん考えさせた方が良い。

少々不親切でも何回も何回も挑戦させる方が合格できます。

 

小6の秋以降は、結構難しい問題に挑戦するので、親も子もかなりの忍耐が要りそうです。

たまにあるのは「分からないところは丁寧に解説してやって欲しい」という要望。これは不合格へ子供を導くようなもの。

正しい手順、正しい考え方、正しい教材選定で導いてやる必要があります。