【高校生の勉強法】金沢大学の数学を攻略する!

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国公立大受験特化予備校パスポートの中村です。

今回は金沢大学の受験についてです。


センター(共通テスト)をクリアしたら、二次は7割程度で合格(医学部は8割)

一部の学部ですが、合格者の成績データです(2018年度)。

学部前期日程
学類等二次配点合格者最低点合格者平均点
人文学類得点600357424.1
得点率59.5%70.7%
経済学類得点600324416
得点率54.0%69.3%
学校教育学類得点600351433
得点率58.5%72.2%
理工3学類一括得点1300644779
得点率49.5%59.9%
医学類得点700514.2548.3
得点率73.5%78.3%
薬学類 創薬科学類得点1200734811.1
得点率61.2%67.6%

得点率を見ると分かりやすいのですが、合格者の平均は7割程度になっていて、最低点でも6割程度になります。

英語は平均点以上をねらい、数学は平均をねらう!

一般的には、地方の高校生は、英数はかなり勉強を積んでいても、その他の学習は少し遅れてしまう傾向にあるので、その前提でお話します。

英語は、金沢大学を受験するなら、必ず得意にしておくべきです。難しそうに見えても、要求される英語力は標準的なもので、努力したことが結実しやすいからです。

一方、理科や国語は、高校生にとっては難解なものの出題されるので、勉強不足になった場合、苦戦が予想されます。そうなると、理科や国語は最低点をねらったとして、英語は平均以上、数学は平均を目指すことになります。

医学部は別にして、金沢大学を受験する場合、平均点の7割程度を目標にします。もちろん満点はとらなくてもいいとして、7割を死守するつもりで勉強しましょう。ただし、英語は得意であるという前提があります。英語が5割ぐらいしか取れないという二次力であれば、金沢大学は難しいので、別の学校を目指すほうがよいです。

 

基礎固めを徹底した上で、受験直前期は入試精選問題集をやりこむ!

金沢大学の頻出単元は以下の通りです。

理系学部文系学部
ベクトルベクトル
微分法・積分法とその応用微分法・積分法(数Ⅱ)
図形と方程式図形と方程式
複素数平面 極限場合の数
数列数列
整数の性質整数の性質

金沢大学突破に必要な数学の要素

❶典型問題の習熟

❷思考過程を分かりやすくまとめる答案作成能力

❸速く正確に解ききる計算力

❹融合問題への対応力

典型問題が徹底的に解けるまで参考書を1冊ずつ仕上げていく。

基本重視で勉強をします。黄チャートを仕上げた上で、基礎問題精講をステップアップとしてやり込んでいきます。

ここまでの勉強を高3の8月までにやりきります。参考書を使わない人は、学校準拠の問題集を高水準で仕上げます。

9月以降は、文系であれば「文系数学の核心(標準編)」、理系であれば「理系数学の核心(標準編)」を使って二次思考力をきたえていきます。

それが2か月ぐらいで終わるので、あとは過去問演習をしていきます。答案添削をしてくれる先生がいればお願いしてください。別にいなくても、解答解説を読み込んで、最終的に自力で完全解答を作っていくような勉強ができればOKです。

 

ちょっと注意なのは、上位合格者の多くは旧帝大志望が占めていること!

金沢大学受験者の多くは、もと旧帝大志望者です。言い方は悪いのですが、妥協で金沢大学を受験しているような感じです。そして彼らが合格の枠を取っていきます。

金沢大学が第一志望であっても、もうちょっと難しい他の大学も視野にいれておきましょう。つまり、模擬試験で金沢大学だけを書くのではなく、大阪大学や名古屋大学なども志望校として記入しておくことです。そのような大学も射程圏内に入るような受験勉強を心がけてください。

金沢大学をギリギリで取るつもりだと、到達しないことがあります。最低点で合格すればいいという感じで金沢を狙っていくと失敗しますよ。毎年の結果を見ていると、最低点の変動もそこそこあるので。

 

2015年の前期入試では、人文学類において、平均点を83点も下回って合格しているのに対して、

2017年の前期入試では、平均点との誤差は54.7点にとどまっています。

 

年によって、どのぐらいの上位生が参入してくるかも変わりますし、どこまで低い点数で大丈夫なのかも変わります。

2020年度入試は、最後のセンター試験ということもあり、安全志向で上位生が浪人回避で前期日程から判定高めの出願をするかもしれません。

金沢大学を志望する人は、堅実ながら高水準の学習を心がけて、初志貫徹してください。

人間社会学域(2019)